色の未来予想 (2000/01/15)


ここは、2000年という節目を記念して未来に流行する色を予想してみようというものです。タイムカプセルみたいなものです。根拠はありません。(服飾分野の流行色はのぞきます)

2000年1月以前、シルバーが流行っていました。
2000年1月現在、白が流行っています。シルバーの入ったような白もありますが、人気はより明度の高い白に移っているようです。

1、さて次に流行するのは、パステルカラーのような、極めて明度の高い色、なかでも、ミストグリーンや、クリーム、アクアマリーンといったものになるでしょう。もちろん、パールのようなキラキラしたものではない、見た目により明度の高いものになるでしょう。

2、さらに次は、原色系の色、赤、青、黄色、など、よりインパクトの強いものになるでしょう。

3、次、原色系のビビッドな子供っぽい色に飽きた頃、ダークな方向に向かうでしょう。茶色、黒、紫

4、次、そこから高級感を求めるようになり、再び、パール色やメタリックになっていきます。ダークグレーメタリック

今、白が流行っています。皆さん想像してみてください。み〜んなが白を使いはじめました。そこに、パステルカラーの綺麗な淡いピンクの携帯を使い始める人が出てきました。なんだか、とっても新鮮な感じがしませんか?
そこに、シルバーを使っている人をみても、ちょっと前に流行った色として新鮮味はありません。でも、明度の高いピンクだったら、、、

人は、みんなと同じものを求め、手に入れると、みんなと違うものを手に入れたくなります。個性がなくなると個性を出そうとします。それは、まったく異次元に思えるものを考えず、少しだけ違うものを手に入れたがります。そうして、考えたのが上の未来予想です。
少し前に、シルバーがはやり、今純粋な白に移っています。より、曇ったように見えるシルバーから明度の高い白になってきたのです。明度が高いものということから、今度はより個性的なパステルカラーにうつり、そこからさらに個性を出すためにインパクトのある原色になり、大人的嗜好を求めダークカラーに移ります。

さて、はればれと明度の高い色に流行が移ってくれば、景気も回復するでしょう。色の心理効果というものは高いもので、曇った感じのないパステルカラーは人々に明るい雰囲気を与えます。すると不思議と心が明るくなり、消費も増え景気も回復します。

あたるもはっけ、あたらぬもはっけですが、ちょっとお楽しみです!


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(C) Ryoukan