ギブリーズ (2002/07/22更新 2000/04/10新規)


猫の恩返し/ギブリーズepisode2が、劇場公開されました。

ギブリーズには、episode1にあたるものが、存在しています。ほとんどの皆さんは見られたことがないと思いますので、
ここに簡単に紹介いたします。

 

スタジオジブリTV特番向け短編作品
(福岡地区では2000年4月8日土曜日16時から、特番「もののけ姫が帰ってきた」内で放送)

コンピュータグラフィックスを駆使して、3Dの絵と、クレヨン手書き風の絵を組み合わせた新感覚アニメで、ジブリのスタッフの何人かを紹介する作品です。昔、宮崎監督が言っていた、肩の力を抜く作品のようです。時間にして15分程度。

(以下、内容)

鈴木敏夫PD風の男が、オモチャで遊んでいるところから始まります。ギブリーズの掛け声でタイトルが出ます。

「食いしん坊の奥ちゃん」(製作部部長)

豚のような絵で描かれた、奥ちゃんを使って、口が無くても鼻を動かすだけでしゃべっているように見せるというアニメーション技術の説明がされます。そのままでは、ありきたりということで、モノを食べながら同時に喋られれば、より面白いという話です。

「野中くんの初恋」(製作部管理室課長)

 「野中さんの初恋いつ?片思いでもいいのよ」と聞かれ、「じゃあ、何回かあるかなあ」と答える野中さん。そこに「初恋って1回だけよ」とつっこまれます。過去の初恋を思い出し、瞑想にふけっているところに、上司から「顔赤いよ熱あるんじゃない?」と肩を叩かれます。
 自転車で通勤している時にも質問が頭をよぎり、思わずジブリを通り過ぎてしまう野中さん。気が付いて停まったところで、またしても過去の瞑想に入り、しらけた目で上司に肩を叩かれます。

「元文学青年 今でもひそかに小説を書いているとか」(社長室室長 室田さん)

ゴマすりながら目に「¥」が踊る室田さん、上からはお金が降ってきます。背中には「ゴマすりするも多少の円」という張り紙が!・・・そんなオブジェで遊ぶ、ジブリスタッフ。そこに室田さんが白い目で現れます。思わず照れるスタッフ。「これが私のモットーです by室た」と出て終わり。

「健康には気をつけてます」

野中さんが、空気を使って伸び縮みする首伸ばし機を使って「こうして背筋がのびるんですね」といってみんなに見せています。しかし、伸ばしすぎで次の日病院直行!ジブリに行くときちんと使っている ゆかりさんの目が・・・

「バリバリのキャリアウーマン ゆかりさん」(出版部部長)

机の上に乱雑に積み上げた本の形から、様々な山の形を連想する野中さん。阿蘇山、富士山、チョモランマと連想したところで、本が崩れてしまいます。「あ〜、なんなのこれ」と現れたゆかりさん。「誰なのアタシの机こんなにしたの?」と声を荒げたところに、野中さんの姿が・・・

「敵か味方か」

「米ちゃ〜ん、あのメモどこやったかしらな〜い?」と聞く鈴木PD,「おっかしーな」と言っているところに、時計の中から現れ「このメモ?」と言う米ちゃん。「あのさ、なんでそんなところに・・・」と聞くと、「昔の習性が・・・ぬ・け・な・い」と答えながら、時計からなかなか抜け出せない米ちゃん。
 1年と3ヶ月前、ジブリにスパイ?として進入した米ちゃん。
スパイとして進入したのはいいが、改心したのか接客上手な広報担当として活躍中。敵か、、、味方か、、、。

「みんなのアイドル 蛍ちゃん」(製作部アニメーター)

「美しさに磨きをかけています」というテロップの後に現れた蛍ちゃん。いきなりガングロです。すぐに顔にヒビが入って、ガングロが落ち普通の顔が現れます。

1999年開き、新作が決まったよ、2001年公開!と会議に情報が入ってきます。「いっそがしくなるぞ〜」「やらなきゃいけないことが、あれとそれとこれと」「「早く絵コンテが見たい」「どんなキャラが出てくるのかしら」「最後は徹夜の追い込み」「ファイトファイトで曲がったお肌もまっすぐに」「何から手をつけましょう」「ここは作戦会議か」とみんなでワイワイ言い合います。

僕らはギブリーズということで、宴会写真が登場します。

ギブリーズの掛け声で終わり!


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